ローン・クレジット・カーリースの審査が通る、通らないについて

公開日:2024.02.22 更新日:2024.08.19
お役立ち

CAREVOが取り扱うカーリース会社の審査基準について

①個人

申込時の年齢が18才~75才まで

定収入のある方(年金受給も含む)

20才未満の方は定収入のある方でもお仕事をされているご両親のどちらかの保証が必要

勤続年数は不問

居住年数は不問

リース料総額1台あたり700万円以下(頭金及び消費税別)

②個人事業主・法人

代表者の連帯保証必須

代表者の年齢20才以上

法人設立からの経過年数は不問、個人事業主の創業からの経過年数は不問

 

以上が必要最低限の条件になります。お申込みの車両のリース料の総額によって各要素が高い、多い、長い方が審査は通りやすくなります。また審査対象のリース料は総リース料(消費税抜き)で、残価は含みません。月々の金額ではないので、契約期間が短く残価設定をした場合の方が審査は通りやすくなります。

例 日産ノート X 2WD の場合

イーバイイレブン(11年) 月々 ¥24,800(税抜き) 総額¥3,273,600(税抜き)

イーバイナイン(9年)   月々 ¥28,100(税抜き) 総額¥3,034,800(税抜き)

イーバイセブン(7年)   月々 ¥33,600(税抜き) 総額¥2,822,400(税抜き)

イーバイカスタム(5年)  月々 ¥37,900(税抜き) 残価¥350,000 総額¥2,274,000(税抜き)

上のプランの方が月々の支払額は低く抑えることが出来ますが、下に向かって総額が低いプランの方が審査は通りやすくなります。

月々の支払を抑えようとして契約期間が長いプランを選んで申し込みをしたけれど審査が通らなかった方は、月々の金額を少し我慢して契約期間が短いプランで再度申し込めばもしかしたら審査が通るかもしれません。

日産ノートの紹介はこちら

審査が通らない場合

それぞれの金融機関によって基準は違いますが、年収や年商、勤続年数や、業歴等と車両の価格を照らし合わせても審査が通らない場合の理由は、申込者の信用履歴です。過去にローンやクレジット等の契約をした後に支払いが出来なくなったことによる債務不履行になった事があればもちろん審査は通りません。また、昨今審査が通らない多くの理由がクレジットカードの引き落とし履歴でひっかかるケースです。キャッシュレスな時代になり、大抵の方がクレジットカードを持っているかと思います。その名のとおり、クレジット契約は申込者が指定の日にきちんと支払をしてくれる、という信用の元に成り立っています。なので、クレジットカードの引き落とし日に引き落としができていないとその方の信用が失われるのです。ここでとても多い勘違いが起こるのですが、指定の日に引き落としが出来なくても、その2週間ほど後にカード会社から引き落としが出来なかった金額の振り込み用紙が送られてきます。この振り込み用紙で支払えばその後、通知はこなくなります。ですが引き落としされなかった、という履歴は残るのです。つまりカード会社からすれば約束の日にお支払いをしてくれなかった、という判断になります。この回数が多いと完全に信用の無い人間だと判断されてしまい、ローン・クレジットの審査は一切通らなくなるのです。新たな申込をした日から過去に引き落としができなかった時が1,2回程度であればローン会社によっては審査を通してくれるかもしれませんが、振り込み用紙で払えば問題無いと思い込んで、毎回引き落としではなく、コンビニに行って振り込み用紙で払ってしまっている方は100%審査は通らなくなります。また、一度も引き落としができなかったことが無い方でも、たまたま引き落としができず、振り込み用紙が来るまでの2週間の間に新たになにかしらのローン審査の申込をした場合はどんなに年収が高い方でも審査は通りません。

このような履歴情報は全て信用情報機関の方に登録されます。クレジットカードを作成する時に上記のような説明をされることはほとんどありませんが、申込書の「重要事項説明書」にはバッチリ記載されているのです。

第〇条(信用情報機関への登録・利用)

1項:加盟機関および加盟機関を提携する個人情報信用情報機関(以下「提携機関」という。)に照会し、お客様、配偶者の情報が登録されている場合には、お客様の支払い能力・返済能力の調査の為に、〇〇金融が当該個人情報を利用することにお客様は同意します。

2項:この契約に基づく個人情報、客観的な取引事実が、本条第3項に定める期間中、加盟機関に登録され、加盟機関および提携機関の加盟会員により、お客様の支払い能力・返済能力に関する調査のために利用されることにお客様は同意します。

3項:加盟機関は、登録情報、登録期間は以下のとおりです。

加盟機関:株式会社CIC

〒160-8375 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 15F

登録情報:氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先、勤務先電話番号、運転免許等の記号番号等、本人を特定するための情報、契約の種類、契約日、契約額、商品名およびその数量/回数/機関、支払回数等契約内容に関する情報、利用残高、割賦残高、年間請求予定額、支払日、完済日、遅延等支払状況に関する情報等。

登録期間:①この契約にかかる申込をした事実:〇〇金融が加盟機関に照会した日から6か月

②この契約にかかる客観的な取引事実:契約期間中および契約終了後5年以内

③債務の支払いを延滞した事実:契約期間中および契約終了後5年以内

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法人の場合

法人のローン、クレジット、カーリースは一般的には設立から3年経たないと引き受けしませんが、CAREVOが取り扱っているリース会社では設立からの経過年数が少ないからといって完全に否決することはありません。代表者の信用履歴や業種、規模によってはお引き受けすることができます。また、さらに事業計画書、資金調達概要、試算表、決算書、取引先からの受注契約書等、リース料の支払い原資が確保されている旨の資料を頂ければ業歴が浅い法人様でも審査が通る可能性を高くすることができます。

また、個人事業主の方は法人化されている会社より審査のハードルは高く、その限度額も抑えられる傾向にあります。そして個人事業主をしていて、業務拡大や法規制対応の為に法人設立したばかりの会社様等も同様です。ですがその場合、事業主様の信用情報を確認したうえで、個人事業主時代の確定申告書を頂ければ、その内容を精査し支払原資があることを証明できれば審査決裁につなげられる場合があります。

法人の場合は代表者の連帯保証が必須です。その為法人の場合も代表者の信用履歴の確認がされます。どんなに業歴が長くても、またどんなに業績が良かったとしても代表者の信用履歴に支払遅延などの履歴があれば審査は通りません。

新たに事業を始める方に対して国は国策として日本政策金融公庫で事業融資をしてくれます。それでも¥500万~¥1,000万程で、事業の損益分岐点までたどり着くのが遅くなれば、あっという間に資金は枯渇します。運転資金は日本政策金融公庫、設備資金は地銀、自動車はカーリース、と手持ち資金を分散すれば会社の安定度は格段に増します。そのようなご相談は是非、カーリース専門創業36年のCAREVOにお任せください。

まとめ

個人でも法人でもローン・クレジット・リースの審査が通る、通らないの理由は個人の信用履歴がとても重要です。キャッシュレスな時代だからこそクレジットカードの利用は慎重に行いましょう。

 

 

この記事の執筆者

國分 道雄

株式会社CAREVO専務取締役。19才の時にプロボクサーを目指し上京。神奈川県横浜市の大橋ボクシングジムに入門するもプロテスト受験前のアマチュアの大会にてKO負けを喫しあえなく挫折。その後大原簿記学校に通い税理士を目指すが、延べ2年で簿記論、財務諸表論、法人税法、相続税法、消費税法の5科目を一気に受験するがあえなく全敗。2007年、27才の時に社長兼父親の招集により地元福島に戻り㈱CAREVOに入社。その後昭和ドライバーズカレッジで自動普通免許取得。現在、税理士受験時代の経験を大いに活かし、法人カーリースの拡販に努めている。好きなアーティストは日本が世界に誇るロックバンド、B’z。好きな芸能人はあのちゃん。嫌いな食べ物は梅干し。

 

 

 

 

 

 

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